2011年07月24日

本の紹介と感想

おととい、本屋で、高橋 誠著「かけ算には順序があるのか」(岩波科学ライブラリー)を立ち読みしました。
朝日新聞の書評を読んで興味を持ったのと、尊敬する数学者の遠山 啓(ひらく)先生のお名前が書評の中に書かれていたからです。
今、小学校では、「6人に4個ずつミカンを配ると、ミカンは何個必要ですか」という問題に、6×4という式を書くと、バツにされてしまうそうです。
「教師用指導書」には、かけ算の式の正しい順序を教えるようにと書かれているのだそうです。
著者は、本書のすべてのページを使ってこの考え方への反論を展開しています。そして、遠山先生も他の高名な数学者と一緒に「順序派」という名前でくくられています。
しかし、本書の中で、遠山先生は6×4、4×6のどちらでも良いともおっしゃっているとの記述が見られるのが気になります。加えて、私が指導している生徒(小5と中2)のテストでは、答だけが採点の対象になっていることを考えると、この問題に目くじらを立てる必要はないような気がします。
posted by 寝村出見 at 21:22| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
数学の「順序派」というのはとても面白い表現ですね。確かにロジックをしっかり組み立てることは物事を考えていく上でとても大切なことです。でも生まれて始めて算術を習う子供たちにそうした「理屈」が最初から必要なのでしょうか。数字をいじることの楽しさを「心」で知ってもらうことの方が大切ではないかなあと、生意気ながら思います。そういえば、昔、カリキュラマシーンという数字を扱う番組がありました。私は当時すでに小学校高学年だったのですが、幼い従兄弟たちと楽しんで観ていたことを思い出しました。勉強は今すぐできなくともいいから、嫌いになってはいけないと思います。学校の先生方にはそういうご指導を期待しています。
Posted by 賢人 at 2011年08月24日 20:38
初めまして。その本に登場する積分定数です。調べてみると、長方形の面積を横×縦でバツ、という例もあります。私は、目くじらを立てる必要があると思っています。
Posted by 積分定数 at 2011年09月05日 12:03
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。