2012年02月05日

小学5年生の算数の教科書から

小学5年生の算数の教科書に、江戸時代の算数の問題が載っています。
油分け:塵劫記(じんこうき)より
「油がたくさん入ったつぼがあります。7dLの大きなますと3dLの小さなますを使って油を5d Lはかるには、どうすればよいでしょうか」

A君は、学校でこの問題を解けませんでした。先週塾に来たときに、一緒に考えていたら、突然ひらめいて、答えが出せました。

そこで、同じような発想で解く必要がある問題(金のぼうのお礼)を、遠山 啓(とおやま・ひらく)先生の著書「算数の探検I数と形のクイズ」からピックアップして、A君に家で解いてくるように伝えました。
「ずっとずっと昔のこと、みなしごのイワンが、となり町のお金持ちのところへ、1週間だけ、働きに行くことになりました。かしこいイワンの働きぶりを見て、主人がいいました。{イワンや、ここに、7cmの金のぼうがある。働いてもらったお礼に、これから7日間、毎日1cmずつ切って、お前にあげたいのだが、たった2回、金のぼうを切るだけで、毎日1cmのお礼ができるだろうか?もし、このむずかしい問題を解くことができたら、お前をわたしのむすこにしてあげよう}。イワンは、首をかしげると、すぐにこの問題を解いて、めでたく、お金持ちのむすこになることができましたが、7cmの金のぼうをたった2回切るだけで、どうして毎日1cmずつのお礼をもらうことができるのでしょう?」
昨日塾に来たA君に、「あの問題解けた?」と聞いたら、お母さんの運転する車で家に帰る途中で答えを思いついたとのことでした。そこで、解き方を説明してもらったら、見事正解でした。すぐに、A君は算数の能力がとても高い、すばらしい!と、褒めてあげました。
A君は5年生になって、分数や小数が出てきたりして難しくなったので、少し算数が嫌いになりかけていましたが、塾に来たことで、もともと好きだった算数が前よりも好きになりそうで、良かったです。
posted by 寝村出見 at 09:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする